笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2011-01-24

「ふれあい音楽会」の開催 連Pだよりの原稿ができました

広報紙・はばたきとは別に市内PTA連合会の原稿も
締め切りが近くなりました。


「ふれあい音楽会」の開催 

 オープンスクール期間中の十一月二日「ふれあい音楽会」を
貫閲講堂で開催しました。本校文化広報部と笠岡幼稚園PTAの
共同開催です。四名の県下を代表する音楽家を招聘、保護者二名も
演奏に加わり、彩りと親しみを添えました。

 プログラムは、まず第一部が五年生による音楽発表。
児童生徒音楽発表会に向け懸命に練習した美しい合唱「栄光の架橋」と、
合奏「アフリカン・シンフォニー」を圧倒的音圧とタイトなリズムで初披露、
満場の喝采を博します。

 続く第二部は弦楽四重奏によるビゼー「闘牛士」で精悍に幕を開け、
誰もが知っている「ねこふんじゃった」による和やかな楽器紹介を挟み、
ソプラノが響きわたる「浜辺の歌」「ハウルの動く城」等のポップス、
そして終曲の「剣の舞」まで色彩感溢れる全十四曲が、流れるように
演奏されました。

 一時間半という、子どもたちにはやや長めの演奏時間にもかかわらず
真摯な鑑賞姿勢やマナーの良さに、全く目を見張るものがありました。
園児にとっては、小学校へのソフトランディングにもつながる意義ある
体験となり、低学年には、さらに小さな子どもたちと席を同じくする
少しの緊張感が、きっと誇らしかったことではないでしょうか。

 また、地域からも、今春音大を卒業する本校の卒業生が久々に来校し
母校で演奏を聴く感慨を後日熱く語ってくれました。

 これらすべては、共同開催、オープンスクール併催といった開放性が
もたらす複合的な力であり、単に費用圧縮や動員力等、実利的な効果に
留まらず、世代や地域が渾然となって芸術を軸に繋がっていった成果と
いえましょう。

 そんな場を提供できたことに、部員一同も高揚感を覚えました。
アンコールの「子どもの世界」を全員で歌い終えた瞬間、子供たちの間から
巻き起こったつむじ風のような歓声が、この日の充実を物語りました。

 
(原文16文字×20行)