笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2011-11-30

ライトアップはこうしようか



昨日からの続き。

キャンドルナイト2011冬至のキャンドルを譲っていただきました。

今年は天候が厳しく、来場者数が伸びにくかったようですが、
あの厳粛な感じが、皆さんに伝わっていないのももったいないことです。

街中に灯るキャンドルも、周りの空気のわずかな動きに揺れて、
またいいですよ。

ろうそくがある間は、毎夕2時間ほど灯してみます。

2011-11-29

ライトアップはどうしよう

年末に向けて、ライトアップしたり、なにかの電飾をしたくなるものの
「節電」ときけば、わずかばかしのこととはいえ、立ち止まって
しまうのが、やはりご時勢。

でもなにかできないか、と考えてこの前から少し試行錯誤中。
うまくいくかな...。また書きます。


雨の中の倉敷チボリ

2011-11-28

秋のバラと



庭のバラが、今年も鮮やかな花を。

隣が空き地になり日当たりが良いせいか、ここ数年来、ぐんぐん
勢いをつけて、晩秋に光を放つ大輪をつけるようになった。

小さな庭の植生は、そうして移り変わっていく。

以前はその手前に、大きなニシキギがあった。

この時期に、窓の外を真っ赤に染めて紅葉していたが、
根に虫がついて、みるみる弱り、枯れてしまった。

そのずっと前に、挿し木にするのだ、と枝を少し持ち帰られた方が
おられた。順調に大きくなっているらしい。

母をなくした小枝は、遠く木を目指し、枝を広げる。

2011-11-27

あめちゃんを盛る


カウンターのあめちゃんが無くなってきていたんだけど、
だんだん遠慮のカタマリみたいな残り方になってきたので、
今日てんこ盛りが復活。

ハロウィンはとうにおわってます。

最初「ちゃん付け」を聞いたとき、「うわっ」とか思ってたが、
最近はそのほうが不思議にみんなにすすめやすくなってきて、
付けないと、なにかを置き忘れたような感じが...。

2011-11-26

広島県北部・11月25日早朝の余震

 
震源時※ 震源地※ 緯度※ 経度※ 深さ※ Mw





2011-11-25 04:52:25 島根・広島県境 34.9N 132.9E 8km 3.9





2011-11-25 04:35:28 島根・広島県境 34.9N 132.9E 12km 4.3







マグニチュードや深さは違うものの、震源がほとんど同じですね。

小さな地震が数多く発生しているうち、中国山地部の中では、
下右のグラフから、南端に位置していることがうかがえます。


2011-11-25

笠岡駅前でタイ洪水義捐金托鉢


高野山真言宗備中青年教師会のみなさんが24日、
タイ洪水 義捐金托鉢を行っておられました。

クリックすると大きくなります
クリックすると大きくなります

2011-11-24

ジョウビタキはなにを


ハンガーにフンがついていて物干しに鳥が来ているらしい、
と朝から困った顔の家内。

しばらくするとガラスをコツコツつつく音がし始める。
ああ、本当だ、鳥が来ている。

鳥の名前は詳しくない。メジロぐらい姿がよければ覚えているが、 
ぱっとみてウグイスをウグイスといえる自信は、まあない。

調べてみるとジョウビタキだそうだ。

(ジョウビときくと即座に「常備」と変換してしまうのは 
メガネ屋のサガ?)

鳴いてはガラスに当たる。口ばしは大丈夫だろうか...。

娘がガラスに貼っているステンド風の飾りをエサと勘違いしているのか、
はたまたガラスに映る自分にケンカをうっているのか、どうだろう。

2011-11-23

笠岡商店街 本通街路掲示板 ご活用ください


笠岡本通商店街の西のあたりに大きな掲示板があります。 

これは10年以上前にベンチなどを設置したときにあわせて購入、
笠岡信用組合さんに設置場所の提供をいただいて今に至ります。

今朝、久しぶりに貼り替えに行ってきました。

ご覧のように内外の雑多な情報が上がっています。
まったく、やすみいし状態です(笑)。

いろいろな情報発信をなさりたい方や、催し、広告等も可能な限り 
お受けしています。大きな制約はありませんが、単純に次のものに
更新されていきますので、掲載期間の長短は請け負えません。
まずはご相談ください。(0865-62-2815・メガネのツザキ)

ブログのようなネットでの情報発信もさることながら、リアルに街角で
何かに出会うスリリングな時間を私たちも大事に考えています。


大きな地図で見る


2011-11-22

学芸会のRAW現像が終わりました



今日で残り400枚。一番画質の良いものを集中的に作業しました。

大きくグループ化しながら一括現像し、見直しをして勘違いした感じが
目立つものを一枚ずつ直す、というやり方で、取り組んでみました。

このやり方だと判断が細かくなりすぎず、自分のカラーが出しやすいので、
ザッと流して見てみても、バタバタと画質が暴れない良さがあるようです。

一方、見る側に立てば、バランスが一貫しているということなのでしょう。

最終的に残したのは約1100枚。50枚程度をカットしました。

2011-11-21

広島県北部の地震

平成23年11月21日19時19分 気象庁発表
21日19時16分頃地震がありました。
震源地は広島県北部 ( 北緯34.9度、東経132.9度)で震源の
深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は5.4と推定されます。




帰宅しようと店を出てすぐに揺れ始めました。
屋内にいたらもっと慌てていたかもしれません。

岡山県の「防災情報メール配信サービス」は19:21の配信でした。
4~5分程度かかっている事になります。初動の対応として震源情報が 
いち早く欲しいように感じます。

2011-11-20

いちょうまつりと百円商店街がおわりました

新入荷のReizと・掛けやすく飽きのこないおススメのライン

予定していたサングラスとリーディンググラスも、完売。
期待してこられた皆さんの笑顔が嬉しい一日でした。

子どもたちも、それぞれにお手伝いを頑張っていて、
ひとつお付き合いをさせてもらったのが、こちらの可愛いコースター。 
ディスプレイに使わせてね!

2011-11-19

笠岡小学校 学芸会 2011


おかげさまで、2年目の撮影となりました。 

いい機材よりも、最後までペースを保てる丈夫なマインドのほうが 
はるかに大事だと、あらためて感じました。

それを支えるのは、視力と集中力、
そしてライブ的なドラマを感じ取り、俯瞰する力。


が、なによりも今回の一番のテーマはひとりでやるのではなく、
ヘルプとどうやったら取材に必要な仕事ができるのか、
ということでした。 

写真を撮りなれている方となら、バラバラに動くのもいいでしょう。
しかしそれでは同じ対象を角度を変えて撮っているだけに
なるのかもしれない。
   
もっと編集につながる写真を集めるのが、今回のチャレンジ。 

今日のRAW現像は高感度での画質にバラツキが出やすい1/3が終了、
メインは明日以降で、全容はまだまだというところです。

2011-11-18

あさってのいちょうまつりにむけて

おそらく明日の雨は免れないのだけれど、
みんなの努力を見ていると、せめて萎まないでいてほしい
通りに飾り付けられた風船。

2011-11-17

学芸会まであと2日

土曜日は朝から学芸会。撮影の準備に入りました。

前回から、暗幕びっしりという状態となって、三脚が必須となったので
丹念にそのへんの組み合わせを考えました。

レンズより足回り、というところです。(いや、もちろんレンズは大事;)
久しぶりに使う長玉もあるので、接点の掃除等も丹念にしておきました。

講堂の中は、子ども達が動くということもあり、結構埃が舞っています。
去年は大事なショットでCMOSにゴミを乗せてしまったので、
レンズ交換を基本的にしない組み合わせにしました。

2011-11-16

市内小学4年生の皆さんの絵を貼りました



森谷歯科医院森谷フレッシュニュースで、本日ご紹介に預かりました
「メガネのTザキ」さんこと、メガネのツザキです(笑)。光栄です!

いちょうまつり&百円商店街にむけて、市内小学校四年生のみなさんの
絵を表に貼らせていただいています。

お立ち寄りの際には、ぜひご覧ください。

右下の絵では躍動感のある蛸と、のったりしたウツボが、
左下の絵では中間色を生かした海の色が、
右上の絵ではこれまた生々しいウツボが、
左上の絵では、極彩色の配置が、
それぞれに持ち味を競っているようでした。

2011-11-15

au Windows Phone IS12Tの印象 #2

使い始めて2ヶ月ほど経ちました。
慣れてきた中で、振り返ってのレビュー、最終号です。

購入後、しばらく見られた不具合は以下の通り。
いずれも修正が加えられました。

・待機中に突然電源が落ちたようになり、電源ボタンでも
復旧しなかった。電池を外し戻すことで再起動。

・音楽プレーヤーのボタンの動きがおかしく、曲を停止できない。

いくつか見られた大きなバグや基本的なアプリの不備は、
大体解決したのではないでしょうか。

初期不良を怖がる皆さんにも、そろそろ安心してお勧めできるでしょう。


やはり震災以降に出たモデルとして、「緊急地震速報」のバンドルや、
FMラジオが搭載されたりは、意味が感じられます。
(ラジオの必要性はお分かりの方には言うまでもないでしょう)

カメラよりも、ビデオの性能にとても驚いています。
手振れ防止の効き具合もなかなかなもので、夜間の撮影でこんなに
クリアに写せるのですから、YouTubeの投稿はほとんどここからに
なってきていますね。




電池のもち具合から音楽再生は、iPod基本に戻りました。
電話がかかったとき電池がないのでは、やはりね(笑)。
音質的にも少しヌケが悪く、元気はないですし。

EZwebに対応して、やっとケータイの世界ともそれなりに折り合いが
ついてきましたが、やはりQRコードの読み込みはできるとありがたい。

まだまだ各種サービスの登録をケータイからしかできないケースも
多いですから(小学校のメール配信もそうだったりする。まあ、一般の
パソコンからできないこと自体が不備か・苦笑)。

2013/09/13 revisited
IS12TにはデフォルトでQRコードを読み取る機能があるそうです。
(検索ボタンを押して、下に出てくる目の形のアイコンをタップ)


Windows 8のリリースが後押しになればWindows Phoneの本格的な
浸透が始まるのでしょう(iPhoneが売れて、新たなMacユーザーが生まれたように)。
それまでは本機の真価は、お預けなのかもしれません。

2011-11-14

昭和34年のツーリング


父が昭和34年頃、井原方面に仲間とツーリングした様子らしい、です。

今見てもなかなかないタイプの写真。なんとヤンチャなことでしょうか(笑)。 
先導して走る一台から後ろ向きに撮らないと、このアングルはできないですよね。

ああ、こわ...。

2011-11-13

Bon Voyage


ないだ海へ 漕ぎ出す船に

  Blog 朝なぎ

2011-11-12

使用済みのボタン電池はどこへ?

市内でも数少ないボタン電池回収協力店に登録しています

補聴器で使用しているボタン電池(空気電池)は、使用後どうされていますか?

微量な水銀が入っていることを ご存じない方も多いでしょう。

目先安く販売するお店のほとんどが、売りっぱなしとなっている現状、
販売店でキチンとリサイクルについて、説明と対応をされているところが、
残念ながら少ないです。

わたくしどもメガネのツザキでは、使用済みの電池を回収しています。
捨て方がわからずお困りの他店購入の方も、遠慮なくご相談ください。

2011-11-11

Still Life in Mobile Home / Japan


昨日のセミナーからタイの風景を想像して、頭をループしている曲がコチラ。

工場のまわりは水没していて、物資を運び出す図は、
まさにこんな世界らしい。 やれやれ。


2011-11-10

HOYAオータム・キャラバン2011に行きました

お休みの日でしたが、外出が多い週だったので、
昼間開催の岡山~倉敷会場はパス。19時から2時間のセミナーでした。

福山会場で最終日となるそうで、他会場でほとんどの方がすでに
受講されていたとみえ、こじんまりとした参加者でした。

最新のタイの洪水の状況について生々しい様子が
報告され、メーカーなりの懸命な努力も伝わってきました。
(工場から小型のボートで在庫レンズを運び出しているのだそうです。)

国内生産も準備が整えば生産が倍増できるとのことで、
こちらもがんばっていただきたいものです。

セミナーの内容は業務的なものですので、ここでは触れませんが、
初めて参加したということもあって、他社のセミナーを聴講しているときとは、
違う脳を使っているような不思議な感じがしました。

会場だった福山ローズコム 会場は4階小会議室

2011-11-09

地震学の今後 研究深め防災に生かそう

かつて地質学にかかわった者の間では、最近よく出る話ですが、
こうしたディスカッションが必要な時が来ているように外から見て感じます。
貴重な記事として、あえて転載いたします。

 

 

地震学の今後 研究深め防災に生かそう

10月19日(水)

信濃毎日新聞

会場に入りきれず外にも人があふれた。15日に静岡市の静岡大で開かれた特別シンポジウム「地震学の今を問う―東北地方太平洋沖地震の発生を受けて」である。

日本地震学会秋季大会の催しの一つとして行われた。

3・11の東日本大震災は、大津波と原発事故で深刻な事態となった。復興に苦闘している。

地震研究者が社会に果たしてきた貢献が不十分だったのではないか。どこが問題だったのか、今後どうすべきか―。自らを真摯(しんし)に問い直す試みは評価できる。国民も関心を寄せたい。

<想定できずを自省>

シンポは四つの分野で研究者が報告し、論議した。

(1)なぜ想定できなかったのか。

(2)地震学会は国の施策とどう関わるのか。

(3)防災のために何が足りなかったのか、いかに向き合うべきか。

(4)教育の現場やメディアで地震学の知見をどう伝えるか。

どれも避けて通れぬ問題だ。

東北大大学院理学研究科地震・噴火予知研究観測センターの松沢暢さんは、マグニチュード(M)9という巨大地震の発生可能性を予見できなかったことは、研究者として痛恨の極みとした。

この問題を多くの研究者が重くとらえている。学会による会員へのアンケートでは、想定できなかった原因として▽データ不足▽理論が未熟▽学会員の意識不足、の順に高かった。

地震学の知見は防災に役立つと思っている研究者は、程度の差はあっても合わせると9割にのぼる。だが、防災に役立つような知見が実際に役立てられていると感じるのは7割だった。この差をどう埋めていくかだ。

<多くの分野で課題>

想定できなかった問題で、東大大学院で教える井出哲さんは▽海域での観測が不十分▽沈み込み帯の理解が足りなかった▽地質学的年代スケールでの情報を生かせなかった―を挙げ、これらは対策を立てやすいとした。

問題は健全な批判精神の欠如とする。例えば、定義があいまいな言葉を無批判に使うことだ。

いま地震学が社会に貢献できることは地震予知ではない。地震現象を科学的に理解し、説明能力を向上させて確率的にでも予測能力を上げていくことだ―。井出さんの言葉は説得力がある。

国の施策との関係も熱心に論じられた。地震学に欠けているのは、震災を未然に防ぐ社会を構築するための批判精神だとの鋭い指摘があった。

確かに、福島原発事故の根底的な原因は、日本列島の地震・津波情勢を軽視して原発を増やしてきた政府や社会のせいといえる。国や電力会社は、このことを重く受け止めるべきだ。

防災問題で若手研究者が積極的に報告した。京大防災研究所の女性は、早期地震検知システムで新幹線が脱線せずに停止した成果を評価した。だが、余震で多くの地震が同時発生したことにより、震源決定の混乱などがあった。改善の意欲を語っている。

過去の巨大津波を正確に把握し、防災に生かしたい。平安時代・869年に起きた貞観津波が堆積物研究の成功例とされる。日本各地の津波堆積物を調べ、巨大津波のリスクを明らかにする必要がある。調査には研究者・技術者の育成が急務だと、若手男性研究者は強調していた。

特別講演では、東大大学院のロバート・ゲラーさんが予知の根拠とされる地震の予知現象について確たるものは見つかっていないなどとし、現行法や直前予知体制を白紙に戻し再検討すべきだと訴えた。論議のあるところだろう。

自由活発な意見のやりとりが地震学を進展させる。来春までにまとめる提言が待たれる。

<糸静線にも注目を>

長野県民の関心を集めたのは、13日に石橋克彦神戸大名誉教授が発表した新説だ。東海、東南海、南海地震が連動するだけでなく、県を貫く「糸魚川―静岡構造線(糸静線)断層帯」も連動し、超巨大地震が発生する可能性があるとする内容である。

国レベルの防災対策見直しの可能性が出てきた。学説の検証が必要だが、時間をかけ過ぎて巨大地震が先に起きては困る。

東海地震防災対策強化地域に指定されているのは、県内では諏訪や上下伊那の25市町村だ。警戒態勢を広げることも視野に入れて検討する必要があろう。

県や市町村の防災体制を強化したい。地震の惨状や学会で浮上した問題点、新学説をしっかり受け止めて対応すべきだ。

1960年代の松代群発地震で当時の町長は「学問がほしい」と述べた。その頃と比べて地震学は格段に進んだ。さらに深めて防災に役立ててほしい。

研究成果を学校や地域でも積極的に学びたい。研究者らを招き地震学について話してもらえば、新たな研究者も育つだろう。

空の高さ


レターパックの発送に出ようとしてますが、
ぐっと、冷えてきました。

暑いのも 寒いのも 苦手なワガママな太っちょでして...。

2011-11-08

2011冬至 キャンドルナイト in 笠岡


とき: 2011年11月23日(祝日) 18:00〜20:00 雨天中止
ところ: 笠岡小学校校庭 及び せせらぎ水路(小田県庁門)

駐車場:中央公民館
入場無料
こころをつなぐキャンドル 1灯 300円
収益金は宮城県南三陸町へ 東日本大震災復興支援チャリティー

主催 連絡先: キャンドルナイト実行委員会
tel 0865-63-4682

 共催: 笠岡市 後援: 笠岡市教育委員会
協力:ペガサスキャンドル(株)

2011-11-06

武久源造オルガン・リサイタル at カトリック福山教会


 予想を超える大勢の入場者を得て、武久源造オルガン・リサイタルを無事終了することができました。聴きにきて下さった方々、教会のみなさん、ありがとうございました。

源造さんのオルガン・リサイタルは、私たちの街では初めて。価値のある演奏会となったと思います。チラシで公表していた、ブクステフーデ、バッハ、ギルマンの他に、ブラームスの「主題と変奏」(弦楽六重奏曲第1番第2楽章 武久源造編)が演奏されました。源造さんらしい、多彩な選曲と曲に応じた表情のつけ方に、思わずにんまりとさせられるところが多々ありました。アンコールには、幽玄無比のインプロヴィゼーションによって、余韻豊かに1時間20分の演奏会を終えました。
お客さんの惜しみない拍手、また演奏してほしいとの声、高揚した気分、素晴らしいひとときでした。

また、ストップ操作で、短いリハーサルの中で源造さんの高い要求に応えた仲谷沙弥香さんにも、拍手を送りたいと思います。

 2011年の当舎の催しはこれで終わりにします。まいどまいどの自転車操業で、はたしてお客さんが集まるだろうかという不安をいつも抱えながらも、今年は6回も催すことができました。みなさん、ありがとうございました。

 今年は、3月11日の大震災、原発事故によって、西日本に住み直接の被害を受けなかった私たちにも、それまでの常識や自分自身の生き方について、深く考え直さなければならない、という課題をつきつけられた年でした。誰もが、それぞれの生活の場で、何かしなければ、何ができるのか、と模索したことでしょう。

 音楽家の中にも、この事態に鋭く反応を示した人が少なからずいます。なかでも、10月のNHKTVのETV特集「希望をフクシマの地から~プロジェクトfukushima!の挑戦」には、衝撃を受けました。敗戦の日8月15日に新たな被爆地福島で大規模な野外ライヴを催そうとするプロジェクトのドキュメンタリーでした。中心となったのは、福島出身の2人のミュージシャン、大友良英と遠藤ミチロウでした。大友はかつて当舎が2度招いたことがあります。ミチロウはたびたび私たちの街を訪れポレポレでライヴをやっており、思えば震災の2ヶ月前に3時間を超える熱唱を聴いたばかりでした。
そういった馴染みのミュージシャンが、賛同者をオルグし多くの人を巻き込み野外ライヴを実現・成功に漕ぎ着けたのを観るのは、眩しい限りでした。

 ジャズ大衆舎では、自分たちの企画に被災者支援を謳うことをあえてしませんでした。その理由はいくつかあります。スタッフの多くが別のチャンネルで支援活動に何らかの形で係わっていたこと、「被災者支援」を冠する催しの中にはたんに売名的、あるいは便乗かと思われるよう胡散臭いものも少なからずあったこと(7月に招いたヴァイオリンの若松夏美は被災地仙台の出身でしたがそれを表にしてお客さんを集めようというのは、どうもはばかられました)、「古楽」という音楽の性格上、被災者支援と直接結びつく内容を構想しづらかったこと、などです。

 筆者自身が音楽をする人間であったら発想は違っていたかもしれません。しかし、私たちはむしろ音楽のもつ内的なエネルギーを信じ、すぐれた音楽に接し、そのエネルギーを享受したものが、それぞれの生活の場でより善いはたらきができることを祈りました。

それはいささか消極的な態度かもしれませんが、音楽とはそんなものではないでしょうか。いやすべての音楽がそうだとは言いません、かつてのミチロウの「スターリン」や大友の「グラウンド・ゼロ」のように、政治性を色濃く含みアジテートするのも、たしかに音楽の一つのはたらきであり、魅力だと思います。でも、いま私たちが愛している音楽は、少しばかり性格を異にしているように思われるわけです。

ひるがえって、震災・原発事故を通して、音楽の意味とは何かを問われる年でもありました。それは音楽にとどまることなく、すべての表現者にとって、そうであったと思われます。表現者が自己の慰みのために、あるいはそれを愛する一部の人のためだけに、その世界をひらくというのは、無意味とは言わないまでも、説得力を失いつつあるように思われます。

そういった意味で、このブログにも前に書いた、82歳の金時鐘さんが、詩の朗読ライヴの最初に、福島原発事故を批判した『夜の深さを 共に』を読んだことは、この偉大な詩人が、まさにいまを呼吸し、開かれた感性を保ち続けていることの証左のように思われました。

 私たちジャズ大衆舎が催すものが、いまという時にどのように突き刺さっているか、演奏会を聴きに来て下さる方々に、それが関心事となるか否かは、私たちにはわかりません。しかし、これからも「古楽」の演奏会を継続するとしても、その視点だけは失わずにいたいと考えています。

 これからもよろしくお願いします。


(全文・主催者 写真,改行・optsuzaki) 

2011-11-05

うまかった4匹のチヌ

Nやまさんからチヌを4匹いただきました。
新聞紙に包まれきっちり並んだ同じ大きさ。かわいいねぇ。

焼いていただきましたが、コロな大きさでとてもおいしかったです。

鷺沼チヌ研さんでは、鯛を赤いチヌと呼んでいるようですが、
これは黒い鯛ではなく、紛れもないご存知のチヌ、です。


2011-11-04

ベルバラな請求書

お休み明け。どっと請求書が郵便で届きます。

こんななか「カメマンネン株式会社」からの請求書には...




ベルサイユのばら切手が貼ってあるとは(笑)。
左一番上の、麗しいアントワネットでした。

会社のクラシカル感とは違うところが、とてもおかしいっす。

支払いの苦痛も、少しは和らぐかも、ってとこですか。

2011-11-03

2011-11-02

ほうき星のような箒

そろそろ通称「県庁通り」も、落葉の季節となってきました。

新しい箒を「長野商店」さんで購入。こちらのこういった商品群は、 
店に入ると、おもわず嬉しくなるような手触りがあります。

しっかりしたものは、やはりこういう荒物の専門のお店がいい。
そのうえ、320円ですよ。ホントにいいんでしょうか...。



新品のときの箒は、まさにハレー彗星だの、ウェスト彗星だのを
思い出すそんな形ですねぇ。Type1、Type2の尾までついてます(笑)。

2011-11-01

タイの洪水被害 #3

とうとう懸命にがんばってきた東海光学からも、
納期延長の申し入れがありました。最後までよく頑張られたと思います。

これで、どのメーカーも特注レンズは時間が掛かることになります。
12月までは、こういった状態が続くように予想されています。

しかしながら当店では、壊れためがねで見えないまま待っていただいたり
いたしません。ご安心の上、お越しください。

急がれる場合には、個別の対応でできるもので「仮納品」をさせていただき、
ひとまず使っていただけるよう、工夫いたします。
(これは平常時でもそうしています。)



この記事について、当事者である各メーカーからを含め、
非常にアクセスが多かったことに驚きました。

ただ情報が混乱していて、思い違いなさっている方も多いようなので、
取引先には、現状をエンドユーザーに率直に伝えるよう要望を出しました。

特にニコン・エシロールは直接の被害を受けていないのに、
カメラ部門の被害とどうやら混同されています。