笠岡市 めがねと補聴器専門店・ツザキが お店の日常と 小さなまちでの活動などを綴ります

2013-05-10

ロココの愉悦/テレマン「パリ四重奏曲」


ロココの愉悦/テレマン「パリ四重奏曲」

前田りり子(バロック・フルート)
寺神戸亮(バロック・ヴァイオリン)
上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
上尾直毅(チェンバロ)

 バッハの同時代人で存命中はバッハをしのぐ人気を博したテレマン。その典雅なバロック室内楽曲を、我が国を代表する古楽演奏家たちの演奏で聴く、豪華このうえないコンサート。



福山公演
2013714日(日)1700開演
日本キリスト教 福山延
福山市本町1-6  (Tel. 084-923-0094

主催・問合せ:ジャズ大衆舎
電話090-5374-4485

 E-mailchopin-in-salsa@kba.biglone.ne.jp
 一般¥3500 高校生以下¥1000

Program

ゲオルク・フィリップ・テレマン 作曲
Georg Philip Telemann1681-1767

パリ四重奏曲 第1 番 ニ長調
無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジー
ハンブルク四重奏曲 協奏曲第1 番 ト長調
無伴奏フルートのためのファンタジー
ファンタジー(チェンバロソロ) ヘ短調
パリ四重奏曲 第6 番 ホ短調


プロフィール

前田りり子(Liliko Maeda バロック・フルート)

モダン・フルートを小出信也氏に師事。高校2年の時、全日本学生音楽コンクール西
日本大会フルート部門1位入賞。その後バロック・フルートに転向し桐朋学園大学古
楽器科に進学。オランダのデン・ハーグ王立音楽院の大学院修了。有田正広、バルト
ルド・クイケンの両氏に師事。1996年、山梨古楽コンクールにて第1位入賞し、1999
年、ブルージュ国際古楽コンクールで2位入賞(フルートでは最高位)。バッハ・コ
レギウム・ジャパン、ラ・フェート・ギャラント、オーケストラ・リベラ・クラシ
カ、ソフィオ・アルモニコなど、各種演奏団体のメンバーとして演奏・レコーディン
グ活動をしているほか、日本各地でしばしばリサイタルや室内楽コンサートを行って
いる。また2006年には単行本「フルートの肖像」を東京書籍より出版し、執筆活
動にも力を入れている。現在、東京芸術大学、上野学園大学非常勤講師。前田りり子
の公式ホームページ「りり子の部屋」


寺神戸 亮(Ryo Terakado、バロック・ヴァイオリン)

桐朋学園大学卒業。1983年日本音楽コンクールヴァイオリン部門第3位。その後デ
ン・ハーグ王立音楽院にてシギスヴァルト・クイケンの下で研鑽を積む。ラ・プ
ティット・バンドをはじめとしたヨーロッパを代表する古楽器アンサンブルやオーケ
ストラのコンサートマスターを務め、リーダーとして優れた資質を発揮し、またソリ
ストとして数多くのオーケストラと協奏曲を共演。初期バロックから後期ロマン派、
印象派に至るまで、ソロ・室内楽で幅の広い活動を行っている。ヴィオロンチェロ・
ダ・スパッラを用いた演奏活動も精力的に行い、J.S.バッハ《無伴奏チェロ組曲全
曲》録音ではレコード・アカデミー(器楽曲部門)賞を受賞。「第1回北とぴあ国際
音楽祭'95」において、パーセルの《ダイドーとエネアス》で指揮者デビュー、以後
ラモーやモーツァルトなどのオペラ作品を中心に公演し、日本で最もバロック・オペ
ラに精通した貴重な存在である。デン・ハーグ王立音楽院教授、 桐朋学園音楽大
学特任教授。ベルギー、ブリュッセル在住。


上村かおり(Kaori Uemura ヴィオラ・ダ・ガンバ)

上野学園大学、ブリュッセル王立音楽院卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを大橋敏成、
ヴィーラント・クイケンの各氏に師事。これまでに、レ・ザール・フロリッサン、リ
チェルカーレ・コンソートをはじめ、多くの室内楽グループと共演している。現在ブ
リュッセルに在住し、ヴィーラントクイケンやクリストフ・ルセなどと共演、ヨー
ロッパの第一線で活躍している。近年は第1トレブル奏者として、オランダのバッハ
ソサイアティー、ドイツのカントゥス・ケルン、フランスのル・ポエム・アルモニ
ク、レ・ザール・フロ器楽科リッサン、レ・タラン・リリックなどのヨーロッパ各地
のグループから、またアメリカのフェスティヴァルなどから招かれ、高い評価を得て
いる。


上尾直毅(Naoki Ueo チェンバロ)

東京藝術大学卒業。ピアノを辛島輝治氏、チェンバロを山田貢、鈴木雅明、渡邊順生
の各氏に師事する。第6回山梨古楽コンクールで「通奏低音賞」を受賞する。アムス
テルダム・スウェーリンク音楽院卒業。チェンバロをG・レオンハルト、A・アウテン
ボッシュの両氏に師事。続いてデン・ハーグ王立音楽院卒業。フォルテピアノをS
ホーホランド氏に師事。オランダ室内管弦楽団のチェンバロ奏者を務める。帰国後は
チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード、そしてミュゼット奏者としてソロ、
アンサンブルを問わず、CDの録音や数々のコンサートに出演している。20104月に
リリースされたフォルテピアノによるCD「ベートーヴェン:61鍵の時代」は「レコー
ド芸術」誌で特選盤、及び優秀録音と評価された。桐朋学園音楽大学非常勤講師。